やはり漫画から人生を学ぶ
みんな違っても、それはそれでいい
NHK Eテレの番組「グレーテルのかまど」で、紹介されたカードキャプターさくらのホットケーキ。
(この番組はヘンゼルとグレーテルの末裔が今も住んでいて、毎回様々な背景をもつお菓子を作るという番組。瀬戸康史くんがグレーテル末裔役だよ!かっこかわいい♡)
その中でもちろん、お菓子が出てきた作品のことも紹介されるわ💋
今回はカードキャプターさくら。
長く愛される理由の一つに、様々な境遇や感情をもった個性豊かなキャラクターたちが多く登場するところ。
なぜそんなにも人生の背景が様々な人たちを登場させたのかというと、
『違うところで生きている人たちに
優しい主人公であってほしい』
という作者CLAMP(四人の創作集団)は話したという。
私は小学生の時にカードキャプターさくらのアニメを見て、原作の漫画を読んでと、
普通に慣れ親しんだいたの。
けど、この作品から、私は
「どんな"好き"があってもいい」
ということを学んだわ。
同性に恋愛的な"好き"を感じていたり、
年齢や立場が全然違うけど"好き"だったり。
最初、読んでいた当時の私はキャラクターたちの状況が掴めず、混乱していたわ(笑)
「男同士だけど、なんかただならぬ関係っぽい……?あれ?男は女を好きになるんじゃないの??まさか、片方は実は女とか!!?」
なーんて、頑張って異性の恋愛にしようとしてたわ。当時の私の常識・世界は、それが普通だったから。
でも読んで、自分で考えていくうちに、
「当人たちが幸せであればそれでいいや」
と思えてきた。
いろんな人がいて、いろんな考えがあって。
同じ"人間"ではあるけど、
みんな"違う"のだと。
子どもながらにそれを理解し、受け入れ、作品を楽しんでいた。
そういう考えができたのは、
作者たちの思いを込めた主人公であるさくらを通して、読み進められたからであると、
今回の番組を見て思ったわ😌
知らずのうちに、さくらの考え方が読者に浸透し、自分の考え方を変えていってくれた。
そんな素敵な主人公と巡り会わせてくれたCLAMPさんたちには、ずっと感謝しっぱなしだわ♡
もし、多様な人や考え方を受け入れづらい人がいたら、ぜひ一度この作品を読んでみてほしい。
「自分の周りにはそんな個性豊かな人なんていない!」と思うかもしれないけれど、
案外いると思うの。
そしてこれから先、いろんな人に出会うと思うから、その心構え的な意味でも、読んでみてもいいかもしれないわね💋✨